神はサイコロを振らない

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神はサイコロを振らない (中公文庫) [文庫]

ドラマを見てどうしても小説を読んでみなくなった一冊。買ったのはドラマが終わった直後だったんだけどねぇ……(^^;
なんていうか、買った直後も何ページかぺらぺらと眺めてみたんだけど、あんまり食指が動かなかったっというか――ドラマのイメージが強かったからかな。
で、2年ほど時間をあけて読んだら、なぁんでさっさと読まなかったかなぁ、と後悔するくらいおもしろかった。というのも、ドラマのDVDを買うかどうしようかと悩んでいたので、小説もおもしろければDVDを買おうと思ってたのね。
10年前に消息を絶った旅客機が現代に現れるという、SF色の強い設定のわりに、なぜそんなタイムスリップが起こったかという小難しい設名を延々と聞かされる心配だけはないので、SFが苦手な人でも楽しく読める。
小説内で事故の被害者家族の応対を引き受けている飛行機会社の黛(♂)を、ドラマでは女優さんがやってらして、その人が中心に話が進んでいくんだけど、小説ではもっと個々個人の小さなドラマがそれぞれにつづられていく。
戻ってきたのはたった三日間で、出現から三日後には乗客は再び消える。その奇跡の三日間をどう過ごすか。事故の被害者も、被害者の家族もそれぞれに、10年間止まっていた流れが一気に流れ出して押し流されていくように動いていく。その中でも個々に何かをつかんでいく様子は、読んでいてとても感動しました。
ドラマのほうが少しばかりどこかで幸いを期待できる終わり方をしていて、小説の終わり方の方が厳しいのだけど、でもドラマも小説もとてもよかった。機会があれば両方楽しんでほしい。
ああホント、DVD買っとくんだった~。

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6月19日の花嫁

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6月19日の花嫁 (新潮文庫) [文庫]

内容(「BOOK」データベースより)
わたしは誰―?6月12日の交通事故で記憶を失った千尋。思い出したのは、一週間後の19日が自分の結婚式ということだけだ。相手は一体、誰なのか。“自分探し”を始めた千尋の前に、次々と明かされる予想外の事実。過去のジグソー・パズルは埋められるのか…。「結婚」に揺れる女性心理を繊細に描き、異色の結末まで一気に読ませる、直木賞作家のロマンティック・サスペンス。

これも、有名作家さんの小説を読もうキャンペーンwの時に買い込んだ一冊。
記憶を失った女性が、自分の記憶を取り戻していくというお話。ドラマにもなったらしい一冊。
最初の方はどうももったり感があって、なんかいまいちかなぁ……という感じだった。
けど! 婚約者の記憶を思い出した頃から勢いよくお話が転がりはじめ、ストーリーの疾走に乗って、あれよあれよという間に話はラストへ。寝る間も惜しんで読んでしまいましたよ。
ちょっとこの記憶喪失ってムリないかなぁ……ってな気がしなくもないけど、まぁそこは小説だし、実際おもしろいからいっか、って感じであんまり気にならなかった。
ラスト近くで、話が少しもたつくところが、もったいなないなぁという感じ。犯人ももうわかってんのに、そこで自分の正気を疑っちゃうんだ――と思ったんだけど、母なんかは気にならなかったみたいなので、こればっかりは読む人によるみたい。
非常におすすめ。

タクミくんシリーズ プロローグ

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タクミくんシリーズ プロローグ (角川ルビー文庫) [文庫]

かーなーり! 気になるところで終わってます。
今回は二年生の時の話とか、いろいろ過去の話も載ってる中で、表題になってる3年生二学期の話が、ホントにすごいとこで終わって……うぅ、次巻、発行いつですか? みたいな状態です。

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七姫物語〈第5章〉東和の模様

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七姫物語〈第5章〉東和の模様 (電撃文庫) [文庫]

一年に一冊の刊行ペースのシリーズ。電撃にしてはかなり遅筆部類の作家さんではないかな。でも待ってでも読みたい一冊です。
話が大きく進んでいる割には、我らが七宮の二人組はもっぱら悪巧みばかりで活躍がなかったのがちょっとさびしかったなー。
次には東和七姫の物語が大方は決着する予定です。
そう、あとがきに書いてらっしゃいますが、どう決着がつくのかとても楽しみですね。反面、やっぱりさびしい気分も……。
とにかく来年まで待つしかないのね~。

千夜恋歌 1~5

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千夜恋歌 5 (ホラーMコミック文庫) [文庫]

当時大好きだった静とベンケーシリーズ読みたさに買った文庫……。
当時全部読んでたつもりだったんだけど、文庫を読み直してみると、最後のほうの話にまるっきり記憶がなかったり……!
おかげで妙なお得感がありました(^^;
1話読みきりのオムニバス形式。
静のベンケー以外では、乙巳の変に続く蘇我入鹿を描いたシリーズが、印象的でした。