封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈5〉

review

封殺鬼―鵺子ドリ鳴イタ〈5〉 (ルルル文庫) [文庫]

内容(「BOOK」データベースより)

『人喰い』の予告が届いた。「見せ物としては最後の『人喰い』でこれからは本来の目的に使う」との知らせであった。西洋魔術でいう錬金術が完成し、バケモノを兵士として使う目処がたったというのか?なんとしても阻止せねばならない、そのためにまずは魔人を倒す。しかし相手が軍部と組んでいる以上、軍部と衝突は避けたい。そこで魔との最終決戦を前に桐子が考えた手段とは?!シリーズ完結編。

完結です。うれしい……でも悲しい……、ファンの気持ちは複雑です。

ルルル編集部さん、ぜひ続編を! 恋愛とか関係なくても!! 自由に!!!

もしこれで終わちゃったら、恨んじゃいそうですよねv

なんて、電脳の海の片隅で、笑って脅しをかけても何にもならないので感想を。

読んでください!(w)

旧シリーズの頃から大好きで、1巻から読み返すこともしばしば。このお話のおもしろいところは、キャラクター同士の関係性というか、とにかくキャラがとても魅力的です。それも誰か一人キョーレツなのがいるとか言うのではなく、この人とこの一セットでいいわv みたいな感じで。ついでにそこにこの人が混じったときと、この人が絡んできたときの反応も好きv とか、セットで楽しみたい感じなのです。

鵺子ドリ鳴イタから読み始めた人は、ぜひ旧シリーズも読んでほしいです。若い桐子はかわいいけど、年取った桐子もかわいくて、かっこよくって、とってもステキですよ。

そいでもってぜひ、ルルル編集部さんに続編の要求を……!

<本の姫>は謳う1~4

review

“本の姫”は謳う〈1〉 (C・NOVELSファンタジア) [単行本]

内容(「BOOK」データベースより)
「滅日」によって大陸中に散らばった、世界を蝕む邪悪な存在―文字。天使の遺跡を巡り、本を修繕する少年アンガスは、文字を探し回収するために、“本の姫”と旅を続けている。ある日、無法者たちから救い出した少女に、文字の気配を感じた彼は―。圧倒的な筆力と緻密な世界観を持ち、第2回C・NOVELS大賞受賞作『煌夜祭』で話題騒然の多崎礼が満を持して放つ新シリーズ、堂々開幕。

ようやく! この本のことをここに書ける日がやってきました。
というのも、実に半年近く、この本を読んでたのですね、私は。
っていても、その内のほとんどは本を手に取ることもなかったんですが。

1巻を読んだあとまったく本を読まなくなりまして、2巻を手に取ったのはつい4日ほど前。そのときには1巻の記憶などうすらぼんやりとしかなく、でも読み出すとあとは一気呵成に最後まで読みました。
読み出すと1巻の記憶もだいぶんをよみがえってきたとは思うんですが、最後まで読んでも、『大地の歌』『解放の歌』『鍵の歌』がごっちゃになってました。とくに『大地の歌』あたりがなにするもんなのか、なんとなぁくはわかるけどイマイチはっきりしないまま。
まぁ雰囲気さえわかれば大丈夫でしょ――ってなカンジで読み進めましたが、詳しい記述が忘れ去った1巻のあたりにあったのかしら?
あと、西部をまわってる間にかなり年数が経ってたみたいなんですが、そのあたりもイマイチうすらぼんやりはっきりしないまま(^^; はっと気がつけば結構年くっとったんかぁ! みたいなw
でもそういうちょっとよくわからない部分を補ってあまりある、読者を惹きつけてぐいぐいと先へと進んでいく力がありました。

思えばデビュー作に惚れ込んで、この本の1巻がでたとき、悩みもせずにレジに持ってた本だったのですよ。欲を言えば、自分の中ではデビュー作には勝らなかった印象があります。でも、しばらく本から離れていて、再び読み出した一作目がコレで良かったなぁと思うぐらいには、相当楽しめた一冊でした。やっぱ小説って面白いよ、と思わせてくれたこの本には感謝です。

ずぼらな青木さんの冷えとり毎日

review

ずぼらな青木さんの冷えとり毎日 [単行本]

え性には自覚があったんだけど、最近とみに自分手冷え性なんだわぁと実感することが多くなってまいりました。で、何か冷え性に関する本を読んでみようと、選んだのがコレ。

何故冷え性になるのかとか、冷え性って何かとか、そういう小難しい話は一切ナシ。ただただ作者さんが、私はこうやったら冷え性が改善されたのよという方法を書いてあります。
実際読んでみて、薄い本だし、字も大きめで絵が多く、読み応えという意味では、若干物足りないなぁという気もしないでもない。
でも、それがいいのかも。
読んでるとき何かやってみたいなーと思ってるのに、本が長いと読み終わるころにはなんだか、なにもやっていない内からもう何かやってみたような気や、反対にめんどくさくなってまた今度でいいやとかいう経験ありませんか? その点この本はすぐ読み終わるので、方法が簡単だし、さっそく何か実践してみようという気持ちになるのです。

それからこの本のいいところは、冷え性の理屈とか一切ないけど、この方法を試すとこんなふうになるんだということが書いてあるところ。要するに作者が冷え性対策を試してみた経験が丁寧に書かれているので、続けるとどんな風になっていくのかという想像がしやすいのです。未来のかたちが想像できれば、やってみようかな~という気になりますよね。

読み応えがなかったり、未来のかたちが想像させたり、そうやってやってみようかなという気にさせてくれる一冊でした。

私も寒くなってからさぼってた半身浴を、さっそく再開してみました。本に書いてあったようになれるまで、とりあえずがんばってみたいと思います。

魍魎の匣

review

魍魎の匣 (講談社ノベルス) [新書]

DVDを見たら、中身がなぁんの記憶もなかった。ので、再読。
読み返してもちぃとも内容を覚えてなくて、かろうじて記憶にあったのが、京極堂のうんちくのあたりだけ……。

京極堂のうんちくが大好きです。
なんで、映画版は京極堂のうんちくがさくっとけずられてるので結構さみしい。アレがおもしろいんじゃんかー、それをけずってどうするー――と個人的には思うんですが……。
ま、ね。彼にしゃべらしてたらきっと二時間なんて彼の独壇場。ひとりで延々としゃべって終わりなんてことになるんだろうなー。
なので私はどっちかっつーと小説派。アニメにもなるそうですが、きっとやっぱり小説派だろうなー。

再読してみると、最新刊に比べてこの頃はまだ榎木津がずいぶんおとなしめというか、なんとなく常識人っぽい! そこんとこが妙に新鮮だった。

模倣犯1~5

review

模倣犯1 (新潮文庫) [文庫]

宮部みゆき氏にはまりまくったとき買ったはいいが、長かったので読まなかったお話。
宮部氏の最大の魅力の一つに、読みやすさというのがあると思う。すらすらと読めてしまうのね。
今回もそれは生きてて、5巻まであるというのに、読み出すと労せず一気に読み切れてしまいました。
模倣犯は
起こった事件のあらすじ編とでもいうべき導入編の一部(1巻)
犯人たちのことを書いた2部(2~3巻)
そして解決編の3部(4~5巻)
の三部からなる。
全部読んでの感想は、実はちょっと拍子抜けだった。
というのも、1~3までは文句なくおもしろく、その期待が大きすぎたというか何というか……。

以下はネタバレになるかもなので読んでないかたは気をつけてください。

Continue reading